中学の英文法について
- カテゴリー:文法
英語を学ぼうと思った時に、まず最初にするべきことは中学の英文法です。
もしかしたら「中学の英文法なんて余裕だよ」と思われるかも知れませんが、
実際にほとんどの英文法は中学で習った文法がベースになっています。
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中学の英文法が大事な理由その1
中学の英文法が重要な理由は、まず第一に上記でもあげたように、
ほとんどの英文法は中学の英文法が基礎になっているからです。
それより難しい文法もほとんどは中学の英文法をより複雑に組み合わせたに過ぎません。
基本的に英語の文法が日本語の文法と一番違うのは、
英語の文法にはパズル的要素がかなりあるということです。
言い方を変えるなら非常に論理的な構造になっているということです。
例えば、日本語であればどこが形容詞でどこが形容動詞、
どこが接続詞、補助動詞がどれでどんな活用をしているか、などは
意識していないどころか、大人でも人に説明するのは難しいのではないでしょうか?
少なくとも私はできません(笑)
ですが、英語の場合、どれがどういう文法的構造になっているかは、
ある程度、英語がしゃべれる人は普段は特に意識はしないのですが、
ネイティブでも聞かれれば明確に説明することができます。
その英語の骨組みのベースになっているのは中学の英文法です。
基本的な文型はほぼ中学英語で完了しますし、それ以外の英文法についても、
中学の英文法をより複雑に組み合わせたか、少し発展させたものでしかありません。
例えば過去完了形と未来完了形。
これらは高校の内容ですが、基本的には中学で習った「過去形」「未来形」「完了形」の
組み合わせでしかありませんので、この3つがしっかりと理解できていれば
過去完了形/未来完了形を理解するのはそれほど難しいことではありません。
高校で習う文法の中でも仮定法は少し特殊ですが、それでも中学の英文法プラスアルファとみてよいと思います。
中学の英文法が大事な理由その2
そして第二に、実際に中学の英文法でほとんどの英語の日常会話をカバーできてしまうからです。
よく見る「中学英語だけで話せる!」という広告は明らかに誇大広告だと思いますが、
英文法に限って言えば、中学の英文法でそこそこの会話が実際に成り立つと思います。
むしろ中学の英文法だけでもポンポン口から出てくるようになれば
はたから見ればかなり英語の喋れる人に見えると思います。
このブログでは、最終的にはネイティブとより有意義な時間を過ごすために、
ブロークンではない正確な英語で話せることを目標としていますが、
とりあえずは中学の英文法がきちんとできれば、そこそこ通じる英文にはなるのです。
仮定法や助動詞の時制が間違っていたって、それなりには通じますし、
未来完了形などほとんど使う機会はありません。
正確な英語できちんと話せるようになるには時間と労力がかかるのですが、
中学の英文法をマスターしてまがりなりにも意思疎通が
そこそことれるようになるにはそれほどの時間はかかりませんし、
なによりもきちんと自分の発した英語が通じてコミュニケーションが取れるというのは
大きなモチベーションになるのではないでしょうか。
まずは中学の英文法をきちんとマスターして簡単な英語でもよいので、
ネイティブとコミュニケーションをとってみるとまた違う世界が見えてきてよいのではないかと思います。
結局、中学の英文法の何を勉強すればよいのか
これは一冊、よさそうな中学の英文法の本を買ってきてさーっと読んでみるのがよいのではないかと思います。
個人的にはくもんの中学英文法がおすすめです。
どこまでやるかはあなたの今のレベル次第なのですが、特に難しく感じる部分が
ないのであれば一度か二度、目を通すだけでもよいと思います。
おそらくあなたも学校で一度は習った内容だと思いますし、それだけでもかなり記憶に残るはずです。
まずは一度、読んで、不明な点があれば掘り下げていくくらいの気楽な気持ちで読んでみてはいかがでしょうか?
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