英語の時制、動詞の活用1~現在形と現在進行形を使いこなそう

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今回は英語の時制についてです。
英語の時制、つまり文章の中での時間に関する文法規則のことですね。


英語ではtenseといいます。
現在系はpresent tense(またはpresent form)、
過去形はpast tense、未来形はfuture tenseです。


取り急ぎ今回は各時制のまとめと現在系、現在進行形について取り上げていきます。


厳密には動詞や助動詞の活用以外でも、
時間に関する言葉の変化を全般的に「時制」と呼びますが、
ここでは主に動詞の変化について触れていきたいと思います。

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英語の時制の分類


まず、時間は以下の3つにわけることができます。
(英語というより、「時間」という概念の特徴ですね)


1.現在形
2.過去形
3.未来形


さらにそれぞれ、より細かく以下のように分けることができます。


■現在形
・現在形
・現在進行形

■過去形
・過去形
・過去進行形
・現在完了形
・現在完了形+進行形
・過去完了形
・過去完了形+進行形

■未来形
・未来形
・未来進行形
・未来完了形
・未来完了形+進行形

※現在完了形は「現在系」か「過去形」か微妙ですが、今回は過去形にしました。

※完了形+進行形は正式な文法上の規則ではなく、
 ただ完了形と進行形を組み合わせただけですが、
 実際にはよく使われるので別に分けて考えたほうがよいと判断しました。




とりあえずはこのように分けることができます。

「現在進行形はしばしば未来を表すことがあるじゃないか」
と思われるかも知れませんが、それについては後述します。


それではいってみましょう。



現在形


現在系には以下の2通りの形式があります。

・現在形
・現在進行形


現在形


現在系とはその名の通り、現在のことを意味しますが、
あまりすぐには変わらないことに使います。


I have a dog.
私は犬を飼っています。

I go to school on weekdays.
週日は学校に通っています。



また、一般的な物事や恒常的な物事を表す時も現在形を使います。


The moon moves around the earth.
月は地球の周りを動いている。



現在系という名前ではありますが、
現在を中心にやや時間的な長さを持っていると
考えた方がよいかと思います。


なお、気を付けたほうがよいのは、動詞の現在系と原型は
(三人称単数現在系を除き)be動詞を除き、
原則、同じ形ですが、文法上はこれらは
同じではないということです。

I walk across the street.
私はその通りを横切る。

I saw him walk across the street.
私は彼がその通りを横切るのを見た。


前者のwalkは「私は横切る」ということを示す現在系の動詞ですが、
後者のwalkは「私が見たもの」を説明する動詞の原形です。



後者の文については他に、I saw him walking~、
I saw he walked~という言い方もできます。
(それぞれ意味はほぼ同じですが、ニュアンスが微妙に異なります。)



いずれにせよ、重要なのは動詞の原形と現在系が同じなのは
たまたまで、文法上はまったく別の形式だということです。


現在進行形


現在進行形とは言葉の通り、現在、進行中の動作について使います。
つまり、すでに始まっていて、また終わっていないもののことです。


She is now cooking dinner.
彼女は今、夕食を作っています。


注意が必要なのは、現在進行形は必ずしも
今まさにやっていることを示しているわけではない、ということです。


例えば、上記の例文では、彼女が今、
フライパンを持って夕食を作っている場合はもちろんのこと、
彼女がちょっと電話をするために料理を中断していても、
上記の文は普通に成り立ちます。




また、現在進行形は、今まさにやっていることだけではなく、
継続中の物事にも使えます。

I am working for a trading company.
貿易会社で働いています。




例えば、大学にお金がかかってしょうがない場合、
以下のような2通りの言い方ができます。


It costs a lot of money to study at college.
大学で勉強するのにお金がかかる。

It is costing me a lot of money to study at college.
大学で勉強するのにお金がかかっている。



どちらもほぼ同じ意味ですが、
前者が「お金がかかるよ」という一般論を話しているのに対して、
後者は現実にかかっている、ということを言っています。


現在進行形はより「今」という局所的な意味をもっていること、
その文章がまさに進行中であることを示しています。


ですので、例えばですが、以下のような文章も成り立ちます。



It generally costs a lot of money to study at college, but it isn't costing me so much.
大学で勉強するのにお金がかかるけど、私はそんなに(お金は)かかっていない。




また、現在進行形は比較的近い未来のことを言う時に使うこともあります。

She is leaving Japan tomorrow.
彼女は明日、日本をたちます。


現在進行形を未来の意味で使う場合の使い方については
未来形の使い分け方のページを参考にしてください。




現在系と現在進行形の違いのまとめ


・現在系:現在のことでそんなすぐには変わらないこと、一般的なこと
・現在進行形:進行中のこと、すでに始まっていて終わっていないもの
・現在進行形は比較的近い未来のことに使うこともある





現在系と現在進行形の違いに限ったことではありませんが、
全般的に英文法の違い、区別についてはそれぞれの違いを言葉だけではなく、
イメージとして理解することが大切ではないかと思います。


そして、いずれの文法についても言えることですが、
最初に意味や使い方を覚えたら後は練習あるのみです。


これらの文法を使いこなせるようになるためには
何よりも慣れが必要ですので、瞬間英作文などでの反復練習が効果的です。


瞬間英作文については英会話~瞬間英作文とパターンプラクティスのページを参考にしてください。


次回は過去に関する時制について書いていきたいと思います。


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