walk、stroll、saunter、amble、trudge、traipse、swagger、strut~歩き方の英単語の違い

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「歩く」という意味の動詞や熟語の違いになります。
以下の英単語の違いについてまとめます。


・walk:歩く
・stroll:ゆったり歩く
・saunter:stroll以上にゆったり歩く
・amble:ゆっくり止まらずに歩く
・plod:重い足取りで歩く
・trudge:重い足取りで歩く(重いものをもっていたり道が歩きにくいなど)
・traipse:(インフォーマル)とぼとぼ歩く(あまり乗り気ではない)
・swagger:肩で風を切って歩く
・strut:堂々と、クールに歩く


それでは早速いっていましょう。

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walk


一般的な意味の歩くです。
日本語で「歩く」という意味を持つ動作はほぼすべてこの単語でカバーしています。


Carrie walked into the room and sat down in her chair.
キャリーは部屋の中へ歩いて行って、椅子に座った。

There are plenty of bars and restaurants within walking distance of the hotel.
ホテルから歩いていけるところにたくさんのバーやレストランがあります。



「within walking distance」で「あるいていける距離に」という意味です。



また、take a walk、have a walk、go for a walkで散歩するという意味です。

take a walkが「散歩(そのものを)する」というニュアンスなのに対して、
go for a walkは「散歩(するため)に出かける」というニュアンスの違いがありますが、
前者は主にアメリカ英語で、後者はイギリス英語で好んで使われます。
(イギリス英語ではアメリカ英語ほどtakeは多用されていない印象です)


Why don't we take a walk in the garden?
庭を散歩しませんか?




stroll


strollは「ぶらぶら歩く」という意味です。

ぶらぶら、といっても悪いイメージではなく、普通にゆったりリラックスして歩いているという意味です。
公園で木々を見ながら犬を散歩させているイメージがぴったりきます。


動詞としての使い方のほかに、「take a stroll」という言い方もできます。


We were strolling along, laughing and joking.
私たちは笑ったり冗談を言いながら、一緒に歩いていた。




saunter


saunterはstrollとほぼ同じですが、よりゆったり、リラックスしながら歩いているイメージです。
但し、基本的にはよい精神状態でゆっくり歩いている印象がsaunterにはあります。

例えば、人は何か不安や心配ごとを抱えてstrollすることはありえますが、
基本的にsaunterしている、といったらあまり深刻な顔をしている感じはしません。



例えば、フランスの思想家であったルソーは、晩年は物思いや被害妄想に囚われて
誰とも会わない孤独な生活をしており、彼の日課は
(たいてい深刻な)考え事をしながら一人で散歩することでした。


おそらく散歩中の彼は険しい顔をしていたことでしょう。

このような場合には、彼の歩き方をstrollと呼ぶことはあっても、saunterとはいいません。



He came sauntering down the road with his hands in his pockets.
彼はポケットに手を入れながら、道をゆっくり歩いてきた。



なお、ちょっと脱線しますが、この例文での
downは「道に沿って」という意味なので、
必ずしも坂道を下って来ているわけではありません。


歩く系の言い回しや道案内では、よくdown the street、down the roadと言った
言い回しが出てくるので気をつけましょう。


amble


ambleはstroll、saunterとほぼ同じですが、ゆっくり止まらずにしている感じがします。
(馬の歩き方にアンブルというものがあるそうです)


She ambled without stopping at any of the displays.
彼女はいずれの展示品にも目を留めず、歩いていた。



plod


plodは「とぼとぼと歩く」という意味ですが、
とても疲れていたりして、非常に重い足取りで歩いている印象があります。

もともと、plodは重くて遅い足取りを表す擬音語が動詞化したものです。


道など、どこを歩くかをつける場合には plod along + 道など、という言い方が多いかと思います。


The horse plodded up the hill.
その馬は重い足取りで丘をのぼった。




trudge


trudgeはplodと同じで「重い足取りでとぼとぼ歩く」という意味ですが、
重いものを持っていたり、道が歩きにくかったりと、
ゆっくり歩かざるを得ないような外的要因があるような場合に使われます。


We trudged home through the snow.
私たちは重い足取りで雪の中を帰った。



なお、trudgeは上記のように外的要因によって重い足取りに
ならざるを得ない場合に使われますが、
plodをこの意味で使っても別に間違いではありません。

そういう意味では、trudgeは基本的にplodに置き換えることができますが、
plodは必ずしもtrudgeに置き換える事が出来るわけではありません。
(例えば、気乗りがしなくて重い足取りなのであれば
 trudgeよりもplodのほうがふさわしい)


traipse


traipseもとぼとぼ歩くという意味ですが、こちらはやや不機嫌というか、
疲れたり退屈しながら、仕方なく歩いている感じがします。


例えば、目当てのものがなくて、お店を探しまわるような場合に使います。

I've been traipsing around the shops all morning.
午前中ずっとお店をとぼとぼ歩き回っていた。



swagger


swaggerは堂々と、威張って歩くイメージです。

日本語で「肩で風を切って歩く」という言い回しがありますが、
まさにそんなイメージだと思います。


He swaggered over towards me.
彼は肩で風を切ってこちらへ歩いてきた。



strut


strutは堂々と歩くイメージですが、swaggerに比べると女性的なイメージです。

swaggerがstrongという印象なのに対して、strutはどちらかというと
cool, beautifulという言葉がしっくりくるイメージです。



I strutted around Chicago as if I were really somebody.
私は自分が重要な人物であるかのように、シカゴを歩き回った。



まとめ


今回は歩く系の動詞についてまとめました。
最後にまとめると以下のようになります。


・walk:歩く
・stroll:ゆったり歩く
・saunter:stroll以上にゆったり歩く
・amble:ゆっくり止まらずに歩く
・plod:重い足取りで歩く
・trudge:重い足取りで歩く(重いものをもっていたり道が歩きにくいなど)
・traipse:(インフォーマル)とぼとぼ歩く(あまり乗り気ではない)
・swagger:肩で風を切って歩く
・strut:堂々と、クールに歩く


これらはすべてwalk+副詞でも代用できますし、他の動詞についてもそのような場合が多いのですが
動詞の語彙を増やしてうまく使い分けると、より自然で洗練された英語になると思います。



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