動詞の時制の一致は必ずしも厳守しなければいけないわけではない

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学校での授業や受験英語では、時制が一致していないといけないと
教わった記憶がありますがそんなことはありません。

時制が一致しない文は普通にありますし、特に一致する傾向にすらないような気がします。


時制が正確に使えるようになると、あなたの英語はぐっと自然なものとなります。

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時制の一致しない例



例えば、以下のような場合。


The weather forecast said it is going to rain tonight.
天気予報で今夜、雨が降るって言ってたよ。


天気予報が言ったのは過去ですが、言っていた内容は
「今夜、雨が降る」ということで話をしている時点で
未来ですから、後の文は未来系になります。


A: I'm sorry, I could't hear you.
A: すいません、よく聞こえませんでした。

B: I said this sweater looks nice on you.
B: そのセーターがよく似合いますねって言ったんです。


言ったのは過去なので過去形ですが、セーターは
今、着ているので、lookは現在形になります。



また、時制と言うのかどうかが微妙ですが、「〜している時に〜した」という時、
通常はメインの動詞が過去形、「〜した時」の動詞が過去進行形になります。


When I was taking a walk, my mother came back home.
私が散歩をしている間に母は帰ってきた。




また、時制の一致とはちょっと話がそれますが、
過去形でさらに過去のことを言う場合、
従属文(メインではない文)の時制を過去形⇒過去完了系にします。


I think she left Japan.
彼女は日本を去ったと私は思う。

I thought she had left Japan.
彼女は日本を去ったと私は思った。



なぜならこれは、「思った」よりもさらに過去であることを
示さないと行けないからで、この場合は過去完了系を使います。


ただし、主節(メインの文)と関係ない客観的な過去の事実や
歴史上の出来事を示す場合、メインの文が過去形でも、
後の文も単なる過去形となります。

The teacher told me that the Imperial Rescript on the Termination of the War was broadcast in 1945.
その先生は、終戦勅令が1945年に放送されたことを教えてくれた。




いずれにせよ、重要なのは必ずしも時制が一致するわけではないということです。


というより、英語の時制はそれぞれ基準点がどこにあるかと、
動詞が示しているのがその基準点より時間的に前か後か、
主にこの2つの観点で決まりますので、
時制が一致してどうのこうのという観点は今日をもって捨ててください。


英語のそれぞれの時制については以下で詳しく
解説しておりますので、参考にしてみてください。

英語の時制、動詞の活用1~現在形と現在進行形を使いこなそう
英語の時制、動詞の活用2~過去形と現在完了形、過去完了形を使いこなそう
英語の時制、動詞の活用3~未来形、未来完了形を使いこなそう



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