子供がいる方にオススメの英語多読本~Curious Georgeシリーズ
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ある程度、文法が理解できて、しゃべれるようになったら、
次に必要なのは大量のインプット、そしてアウトプット。
どちらも大事ではあるのですが、個人的な感覚では
インプット8割、アウトプット2割くらいがいいのではないかと思います。
その中でも、特に重要なのが大量の多読です。
大人になってから、日本にいながらにして英語を学んでいく場合、
ある程度以上のレベルを求めようとすると、どうしても大量の読書が欠かせません。
基本的には自分の好きな本、できれば自分の英語力で
8割~9割は理解できる本がいいかと思うのですが、
個人的にはネイティブの幼稚園児~小学校低学年向けの絵本がオススメです。
理由は(Frog and Toadでも述べた内容と重複しますが)
単語が簡単で読みやすいわりには、私たち日本人の発想とは異なる
ネイティブにとって自然な英語を吸収することができるからです。
※とはいっても、楽しめなければ意味がないので、絵本を楽しいと思わなければ
無理に絵本を読む必要はないと思います。
ここでは、NHK教育の「おさるのジョージ」をご紹介します。
(小さいお子さんがいる方はご存知の方が多いかも知れませんが、
そうでなければあまりなじみがないかも知れません。
私自身、幼稚園児の子供がいますが、多分、子供がいなかったら知らなかったと思います・・)
Curious George

おさるのジョージは英語圏では「Curious George」と呼ばれています。
NHK教育のおさるのジョージより少し古い感じのする絵です。
1冊ずつでも販売されているのですが、上記のようなパックのほうが一冊あたりの値段が安くなります。
他にもCurious George Curious About Phonics 12 Book Setというフォニックスの本もありますが、
私自身、フォニックスの有効性については疑問に思うのが正直なところなので、あまりオススメはしていません。
上記は「Curious George AROUND TOWN」というパックで、全部で6冊の絵本があります。
・Curious George and the Puppies
・Curious George at the Aquarium
・Curious George Visits a Toy Store
・Curious George Makes Pancakes
・Curious George Goes to a Chocolate Factory
・Curious George Dinosaur Discovery
Curious George のシリーズは大体、以下の文章から始まります。
This is George.
George was a good little monkey and always very curious.
例えば、George がパンケーキを作るときのプロセスが絵付きで以下のように書かれています。
(このブログでは文章のみですが、、、)
George poured the batter into nice round circles.
Next he added blueberries.
He waited just a minute to let the pancakes cook.
Then he flipped them over.
And last, he added syrup.
絵本では日常的な表現が絵付きで出てくるため、
使える形で日常的な表現を学ぶことができるかと思います。
ちなみに「Curious George Makes Pancakes」の裏表紙にはパンケーキ(ホットケーキ)の作り方、
「Curious George Goes to a Chocolate Factory」の最後には
Choco Nestsというチョコのお菓子の作り方が書いてあります。
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